オンライン英会話 エイゴル ネイティブではない日本人のための英会話上達の構造

 

ネイティブではない日本人のための英会話上達の手順(中学卒業生以上の方向け)

※この記事は随時追加/構成/修正してゆきます。この記事に関するコメントや反論をいただき、それをもとに、より正しい内容に書き換えていければと考えています。ぜひ、厳しいご意見や反論をお待ちしております。

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●サマリ版

 筆者はプライベートでもビジネスでも、英語で困らず話せるようになりましたが、英会話をマスターしたのはフィリピンの人とのオンラインでの会話とチャットとメールだけと言っても過言ではありません。

 英会話のために猛勉強したということはありませんが、以下に書いているように、少し意識的に工夫していたことがありました。

 そこで、今回、私の考える英語学習方法について、話をしてみたいと思い、この記事を書くことにしました。

 

ネイティブではない人の英会話のスキルは、大きく6つに別れると考えています。

1.「英語構造文法力」

2.「リエゾン聴き取り力」

3.「よく使うフレーズやパターン力」

4.「他の言い方で言えない単語力」

5.「文頭からの英作文力」

6.「ロジカル・コミュニケーション力」

です。

 この記事では、中学卒業以上の方向けに、これらの力について、その内容と、その力を高める方法について説明していきたいと思います。

 また、これらは英会話の力と、その構造を話そうとするもので、1から6までを順番に高める必要があると言っているものではありません。

 それぞれの力について、今、すでに持っている自分の力の、どこに弱みがあるのかに気づいていただき、その部分を意識しながらバランスよく、英会話力を向上していただければと考えています。

 

以下に順に、説明していきたいと思います。

 

 

1.「英語構造文法力」

 英語構造文法力とは、記載された英文の構造を文法的に分解でき、文章の構造を英文法にのっとって書き出すことができる力をここでは指します。

 しばしば、「中学の英文法のレベルで、日常会話は十分」ということを書いている場合がありますが、私が言うと、少しニュアンスが違った表現になります。

 「中学の英文法は、英語の英語構造文法の全てを理解することと同じです。それがマスターできていれば、後は単語と熟語だけの問題が残るだけで、日常会話だけではなく、ビジネスでもあらゆることを英語で表現できるようになります」、といったところでしょうか。

 英語の構造を文法として説明できず、なんとなくわかるというレベルでは、中学の英文法を理解しているとは言えないのだと思います。

 英文法は、「縛り」ではなく、とても役に立つ「ルール集」です。英文法が苦手なまま、難度の高い大学入試に挑む人がいますが、それは無謀だと思います。

 そして、英会話にも英文法、特に英語構造文法のマスターは必須です。

 英語構造文法をいい加減にして、英会話をマスターしたいという人は、自分の能力を過信しすぎだと感じます。

 つまり、古代の石版を自力で読解できる、と言っていることと同じことだからです。

 あるいは、知らない言語、たとえばロシア語の文法を勉強せず、ずっと聴き続けて、読み続ければ、自分の中でルールを自然に見つけることができる、と主張しているのと同じように聴こえます。

 言い換えれば、過去の文法研究家たちの功績を、一人で成し遂げられる、と言っているのと同じに聴こえます。

英語構造文法が苦手で、英会話ができるという人の英語は、カタコト英語である場合があります。

 

 では、ちょっとここで、あなたが中学の英文法をマスターしているか、を確認してみましょう。

以下のどの文が英文法的に間違いかわかりますか?

「どこの国(地域)から来たのですか?」という場合を見てみましょう。

1.Where are you from?

2.Where are you come from?

3.Where are you coming from?

4.Where did you coming from?

5.Where do you come from?

6.Where have you came from?

7.Where have you come from?

8.Where are you come to?

9.What country did you come from?

10.What country did you come?

このうち偶数番号は文法的にすべて間違いです。

 

 これらの英文法は中学生で習う内容ですが、あなたが、これらを何か正しそうに聞こえるものを、感覚的に探しだそうとしているのであれば、中学の英文法をマスターしているとは言えません。

 英文法の中でも、文の構造に関する英語構造文法はとても重要です。

例えば一例として、

It is impossible for you to do it.(不定詞を使った文章)

It is impossible that you do it.(that名詞節を使った文章)

Please teach me where I should go.(関係代名詞を使った文章)

If I were you, I would never do that.(仮定法を使った文章)「もし、私があなただったら、それは絶対にしないね」

これらを見て、いや~、ややこしくてよくわからないなぁ~、と感じたのであれば、ぜひ、中学の英文法参考書で英文法を勉強し直すことをお勧めします。

 

 何事でもそうであるように、英会話をマスターするにも基礎を固めるのが結局は早道です。

 英語の基礎、英語構造文法は間違いなく中学の文法の参考書だけで固めることができます。

 0からの知識で学べるのはやはり中学生用の、きちんとした英語学習参考書です。

 単語も、この中学の参考書に出てくるものを覚えてしまいましょう。3回は読んでみてください。

 

 さて、この英語構造文法力は必須ですが、しかし、これをマスターしたからと言って、すぐに英会話ができるわけではありません。この基礎力の上に、以下の様な力を足していく必要があります。

 

2.「リエゾン聴き取り力」

  リエゾン聴き取り力とは、英語が早く話される時に、短縮されたり、、繋がったりするフレーズを聴き取る力をここでは言います。

  文章で書かれていれば理解できるのに、話されていると聴き取れないことがありますが、それは、主に、このリエゾンに慣れていないためです。

  これはネイティブ特有のことではなく、日本人でも、早く英語を話すようになると自然に、短縮したり、繋げたりするもので、自然な行為です。

  例えば、Thank you などは、日本人でも使っているものです。「サンク・ユー」とは言わずに、「サンキュー」と言っています。

 やってみればわかると思いますが、「サンク・ユー」を何度も早く言ってみてください。自然に「サンキュー」となるのがわかると思います。

 他のリエゾンもこれと同じで、早く言うと短縮されたり、つながったりするだけですので、あまり難しく考える必要はありませんが、慣れないと何をいっているのかわからないと思います。

Can’t you see?が「キャンチューシー?」

What time?が「ワッタイム?」

Get it.が「ゲレッ」と発音されるのも同じです。

 

 これは慣れの問題で、特に何日も勉強して覚えるたぐいのものではありません。

 これに慣れるには、ディクテーションをするのが一つの方法です。ディクテーションとは、英語の音声を聴き取り、それを自分で英文に書き出す作業です。

 中学の英文法をマスターしていれば、この聴き取りをし、文字として書き出す時に、英文法で聴き取れない部分を補完することができるので、おそらく、数日の訓練でコツをつかめると思います。

 逆に、英文法の理解があやふやなままやっても、身につきませんのでご注意ください。

 また、英語には日本語にはない、発音の問題があります。代表的なものとしては「th」や「r」や「l」や「ng」などですが、これは一度だけでよいので、舌の形や音の違いをきちんと勉強することをお勧めします。

 ただ、実際に聴き取れるようになるには、自分で発音できるようにならないと聴き取れないことが多いので、実際の会話の中で徐々に修正していくことでよいと考えます。

 これらのコツを理解すれば、あとは、ヒアリングの機会を増やし、理解できる単語や熟語を徐々に増やしていけば、基本的な聴き取りはできるようになります。

 

 もちろん、英語が聞き取れると言っても、経済ニュースなどの単語の難しいもの、ジョーク番組のようなスラングが多いもの、訛りのあるトーク、オシャレすぎる映画の会話など、いろいろな英語をすぐに聴き取れるようになる、とは言えません。

 どんな英語でも聴き取れる、となるには、多くのヒアリングの経験が必要になります。

 ただ、基礎ができていれば、集中して聴いているうちにだんだんを聴き取れるようになると思います。

 ただし、ここまでできたからと言って、流暢に話せるようになれるかというとそうではありません。

 つまり、どれだけ英語を聴き取れるようになっても、決して、自然に話せるようにはなりません。

 それは誤解が多いところです。

 

 例えば、多くのフィリピンの人は、ニュースや映画を英語で聴き取れますが、大学を卒業していない人の多くは、英会話はあまり上手には話せません。

 話すためには、話す訓練が必要なのです。

 聴いているだけで、ある日突然、英語が口から出てくるようになる、というのは嘘です。

 「ゴルフをやったことのない人が、ゴルフの上手な人のプレイを見ていると、ある日突然、ゴルフがうまくなる」という広告があったとしたら信じますか?

 それは、幼少期に英語圏で何年間も生活している人や、生まれつき特殊なセンス(特殊な運動神経のようなもの)をもっている人、にだけ当てはまるものです。

 

3.「よく使うフレーズやパターン力」

 これは、

Oh, I see..and then?.「なるほどー。それでどうなったの?」

I don’t think so.Because....「そうは思わないなぁー。だってね....」

What is the difference between A and B in function? {AとBは機能において何が違うの?」

I feel relieved to hear that. So...「それを聞いてほっとしたよ。それでね...」

 といったようなよく使うフレーズや言い方のパターンを持っていれば、考えなくとも、自然に出てくるようになります。

 小さな子供は、意味や英文法を知らなくても、何度も言っているうちに、これらをカタチとして自然に修得してゆきます。

 大人の場合も、こういうフレーズやパターンを沢山もっていればスムースに言葉が出るようになります。

 

4.「他の言い方で言えない単語力」

 よく「単語を知らないと英語は話せない」と言いますが、それはあまりにも乱暴な表現です。

確かに「私」という単語や、「持つ」という単語など基礎的な単語を知らなければ英語もなにもありませんが、中学英語の参考書に出て来る単語を知っていれば、それ以上は、言い回しでなんとか表現できます。

 逆に、単語を覚えてから英語を話そうという考えは、無謀なことを言っていることになります。

 例えば、「困難な」という単語を辞書で調べると

difficult

hard

complicated

painful

desperate

heavy

ということになります。

 

 これらを全部覚えてから話し始めるつもりですか?

 話すためには、まず、この中で自分が知っているものを使って、組み立てて行けばいいのです。そして、会話の中で適切な単語を知り、徐々に修正していけばいいわけです。

 大学入試では、抽象語を始めとする、会話ではあまり使う場面のない単語が多くあり、それらは、ニュースを見たり、雑誌や論文を読んだりする時は必要です。

 しかし、自分が話す時は、もっと少ない、中学生の英語で言い回しができることが多いものです。

 例えば、「注射」という単語を知らないとしましょう。それを伝えたい時は「えーっと病院に行って、薬だけど、飲むのではなくて、先生からされる痛いヤツと、・・・英語でなんて言うのだっけ?」と言って、相手に教えてもらうことができるわけです。

 ですので、ここで言う単語の増加というのは、「他の言い回しでは、言いにくい単語を覚えることが必要」だという意味で言っています。

 

5.「文頭からの英作文力」

  「文頭からの英作文力」とは、言いたいことを英語の文頭から組み立てていく力のことをここでは言います。

 人は日本語で話すときも、話す前に、今から話す内容を、頭の中で全文を考えてから、話すことはしていません。

なんとなく、話したい内容が思い浮かんだら、話し始めるのが普通です。

 それは日本語でも英語でも同じで、話す前に全文を頭の中で完成させてから、話し始めるということは、至難のワザです。

 

 そこで、日本語でも英語でも、思いついたら、まずは、話し始めます。

 たとえば、

「いや、それは違うと思うんですよね。だってね」

「なるほど~、とするとA案とB案の違いはこういうことですか?つまりA案は・・・・」

というように、話し始めてから、言いたいことの文章を完結させていくわけです。

 

 こういう、話しながら、文頭から英文法的に辻褄を合わせていく力が必要になります。

 レベルの高い大学の英語の試験に合格し、英文法をキッチリ理解し、入試を乗り切った単語知識があっても、英語をスムースに話せない理由は、この訓練ができていないからだと考えます。

 

 これを鍛える方法としては、英作文の問題をやったり、英文でブログを書いたり、英文でのメールやチャットでやり取りする、ことなどがあります。

特に英語でのメールやチャットのやり取りは、相手があるため、自分が言える範囲を超えて答えなければならない状況に追い込まれますので、その時、新たな英文を自分で工夫して考えなければなりません。

 そして、早く回答しなければならないことがあるなど、素早く会話をするための有効な訓練になります。

 

 そして、最も効果があるのは、言わずと知れた海外の人と実際に話すことです。

 実際に話さないで急に話せるようになるというのは夢でしかありません。

 話すことは、スポーツと同じで体が覚えることです。

 

6.「ロジカル・コミュニケーション力」

 ここでは、日本語で、他人とスムースに会話することができる力」と定義します。

 これは英会話力以前に、日本語で相手と的確に会話でやり取りし、質問に対して適切に説明できるといった会話力そのものを指します。

 日本語においても、これらのことがスムースにできない場合は、ロジカル・コミュニケーション力向上の訓練も同時に行う必要があります。

 相手と的確に会話ができないということを、本人自身はあまり認識できていない場合も見られます。

「なんか、あの人に聞いても、いつもよくわからない返事が返ってくる」というような印象を持たれる場合です。

 特に、社会に出て、ビジネスで英語を使いたいという場合には、ロジカルなコミュニケーション力は必須となります。

 英語でスムースに会話できるようになるためには、まず、問われていることを推測し、それに母国語(日本語)で、的確な答えを語れるロジカル・コミュニケーション力の訓練も重要です。

 

 もし、このあたりに問題があるという場合は、英会話の勉強と平行して、その訓練をすることも重要です。

 もし、どのような文章がよいのかが掴めないのであれば、文章レベルの高い記事やエッセーなどを読んで、文章の感覚をレベルアップする必要があるかも知れません。

 あるいは、表現レベルの高いプレゼンテーションや講話を聴き、「それがどのような構成で話されているか」を分析しながら聴くことも効果があるでしょう。

 

 そして、ブログやFacebookへの記事の投稿やメールのやり取りなどを通して、適格で、聞き手にわかりやすく書くこともよい訓練になります。

 その時、叙述的な文章ではなく、結論から話をし、その理由を後ろに述べて行くというように、構造的に書いていくようにしてみてください。

 例えば、レッスンを受けている先生にメールで叙述的に表現すると以下のようになります。

 

例.(叙述的例))

「昨日の朝から、子供が熱を出してしまいました。今日のオンライン英会話のレッスンは受講できそうにありません、振り替えはできるでしょうか?

土日はクラブにいっていますのでレッスンは受講できません。

来週は月曜日と水曜日は塾があります。

塾の日は20時から22時の間であればレッスンを受けられます。塾のない日は17時から22時であればいつでも結構です。

先生のご都合の良い日をお知らせください。急な連絡で申し訳ありません」

 この文章はあまり解りやすいとは言えませんし、ビジネスの世界でこのような言い方や書き方をすると、仕事ができない人とみなされてしまいます。これは相手に、回答の労力を使わせてしまい、また、ミスを誘発しやすい文章です。

では、これをより構造的に書いてみましょう。

 

例.(構造的例))

「本日のオンライン英会話レッスンは、お休みいたします。

子供が昨日から熱を出しているためです。急で申し訳ありません。

なお、振り替えレッスンを希望するのですが、来週で、先生の都合の良い日をお知らせいただけますか?

以下が受講できる日時です。

10日(月曜)20時~22時(20時までは塾があります)

11日(火曜)17時~22時

12日(水曜)20時~22時(~20時までは塾があります)

13日(木曜)17時~22時

14日(金曜)17時~22時

15日(土曜)不可、(クラブ活動があります)

16日(日曜)不可、(クラブ活動があります)」

といった具合です。

 この文だと、先生はわかりやすいだけでなく、スケジュールの行をコピーペーストするだけで返事ができます。

 ロジカル・コミュニケーション力とは、相手の立場に立って、解りやすく、構造的に言い回しを工夫する、ということでもあります。

 

 

 ここまで説明してきたことを踏まえて、英会話がスムースにできるようになるには、最後は実際に会話する機会を持つことしかありません。

 そのためには外国人の友達を増やしたり、英会話のスクールに通ったりすることになると思います。

 「間違っていてもなんとか話を理解してくれる友達」だけではなく、「話した英語のミスや英会話のスキルを上げようとしてくれる」英会話スクールの先生の存在も、英会話上達には重要だと考えます。

以上サマリ版

 

 

 

 

 

 

 

 

●詳細版(詳しく読みたい方はこちら。長文です)

Ⅰ.概要

 

 筆者はプライベートでもビジネスでも、英語で困らず話せるようになりましたが、英会話をマスターしたのはフィリピンの人とのオンラインでの会話とチャットとメールだけと言っても過言ではありません。

 英会話のために猛勉強したということはありませんが、以下に書いているように、少し意識的に工夫していたことがありました。

 そこで、今回、私の考える英語学習方法について、話をしてみたいと思い、この記事を書くことにしました。

 

ネイティブではない人の英会話のスキルは、大きく6つに別れると考えています。

1.「英語構造文法力」

2.「リエゾン聴き取り力」

3.「よく使うフレーズやパターン力」

4.「他の言い方で言えない単語力」

5.「文頭からの英作文力」

6.「ロジカル・コミュニケーション力」

 

 この記事では、中学卒業以上の方向けに、これらの力について、その内容と、その力を高める方法について説明していきたいと思います。

 また、これらは英会話の力と、その構造を話そうとするもので、1から6までを順番に高める必要があると言っているものではありません。

 それぞれの力について、今、すでに持っている自分の力の、どこに弱みがあるのかに気づいていただき、その部分を意識しながらバランスよく、英会話力を向上していただければと考えています。

 

Ⅱ.内容

 

冒頭で

 

ネイティブではない人の英会話のスキルは、大きく

 

1.「英語構造文法力」

2.「リエゾン聴き取り力」

3.「よく使うフレーズやパターン力」

4.「他の言い方で言えない単語力」

5.「文頭からの英作文力」

6.「ロジカル・コミュニケーション力」

 

から構成されていると書きました。

 

以下に順に、説明していきたいと思います。

 

 

 

1.「英語構造文法力」

 

 英英語構造文法力とは、記載された英文の構造を文法的に分解でき、文章の構造を英文法にのっとって書き出すことができる力をここでは指します。

 

 冠詞、三人称、単数、複数、前置詞の種類といった細かい英文法ではなく、文章の構造を正しく表現するための英文法の部分を指します。例えば、SVOCといった文型と、それを構成する、接続詞、関係代名詞、不定詞、分詞、動名詞、受動態、仮定法など、英文の構造を構成するための英文法力をここでは、英語構造文法力と呼びます。

 

 しばしば、「中学の英文法のレベルで、日常会話は十分」ということを書いている場合がありますが、私が言うと、少しニュアンスが違った表現になります。

 

 「中学の英文法は、英語の英語構造文法の全てを理解することと同じです。それがマスターできていれば、後は単語と熟語だけの問題が残るだけで、日常会話だけではなく、ビジネスでもあらゆることを英語で表現できるようになります」、といったところでしょうか。

 

 また、中学の英文法を完全に理解すれば、それで大学受験の英文法まで完了している、と言っていいと考えています。

 

 ただ、大学の入試では、難しい抽象的な単語(例、混沌、仮説、権力、など)や、慣用熟語、日常ではあまり使わない文法の、ひっかけ問題などが出されるので、中学の勉強だけでは、合格しないだけの話です。

 

 

 つまり、中学の英文法をきちんと理解するためには、きちんと英文法を勉強し、十分に英語の構造を理解できるようになることだと思います。

 

 英語の構造を文法として説明できず、なんとなくわかるというレベルでは、中学の英文法を理解しているとは言えないのだと思います。

 

 英文法は、「縛り」ではなく、とても役に立つ「ルール集」です。英文法が苦手なまま、難度の高い大学入試に挑む人がいますが、それは無謀だと思います。

 

 そして、英会話にも英文法、特に英語構造文法のマスターは必須です。

 

 英語構造文法をいい加減にして、英会話をマスターしたいという人は、自分の能力を過信しすぎだと感じます。

 

 つまり、古代の石版を自力で読解できる、と言っていることと同じことだからです。

 

 あるいは、知らない言語、たとえばロシア語の文法を勉強せず、ずっと聴き続けて、読み続ければ、自分の中でルールを自然に見つけることができる、と主張しているのと同じように聴こえます。

 

 言い換えれば、過去の文法研究家たちの功績を、一人で成し遂げられる、と言っているのと同じに聴こえます。

 

 あるいは、野球を知らない人が、野球場でずっと見ていれば、ルールブックが書けるようになる、と主張することとも似ています。

 

 英語構造文法が苦手で、英会話ができるという人の英語は、カタコト英語である場合があります。

 

たとえば、

 

「あなたが病院にすぐに行くことは重要なことです。だから、今日午後3時頃に、私の弟を、あなたの家まで車で迎えに行かせますね!」

 

というようなことも、カタコトで言えば

 

「あなた、病院、行く、すぐに、重要。今日、午後3時頃、私の弟、車、行く。OK?」

 

と表現しても、状況から相手は概ね理解できますが、これでは、複雑な話や、抽象的な議論は難しいです。

 

 英語構造文法を把握していないと、こういった単純なことでも、正しく文章に組み立てるのは難しくなります。

 

 いろいろな言い方がありますが、例えば、上の例を英語構造文法にそって表現するなら

 

「It is important for you to go to the hospital soonest.

 

So I will make my brother pick you up at your home around Three pm today. Ok?」

 

といったことでしょうか?

 

 中学の英語構造文法をマスターしていれば、

 

It(主語で代名詞)

 

is(動詞でBe動詞の三人称単数)

 

important(補語、形容詞)

 

for you(to不定詞の名詞節の主語)

 

to go (to不定詞の名詞句の用法)

 

to the hospital (副詞句)soonest(副詞でgoを修飾している)

 

これらは、SVCの文型といった説明ができるハズなのです。

 

 また、

 

So I will (意志のwillで形容動詞)

 

make(使役動詞:させる)

 

my brother(使役動詞の目的語)

 

pick(使役動詞を受けた不定詞で原型不定詞)

 

you(目的語)

 

up(副詞でpick 目的語(人)upでよく使われる熟語)

 

at your home around three pm today(副詞句で動詞(pick) を修飾)

 

Ok?(Is it OKの省略)

 

 これらはSVOCの文型といった説明ができるハズなのです。

 

 

 これらの英語構造文法はすべて中学の教科書に含まれているものです。

 

 では、ちょっとここで、あなたが中学の英文法をマスターしているか、を確認してみましょう。

 

以下のどの文が英文法的に間違いかわかりますか?

 

「どこの国(地域)から来たのですか?」という場合を見てみましょう。

 

  1. Where are you from?
  2. Where are you come from?
  3. Where are you coming from?
  4. Where did you coming from?
  5. Where do you come from?
  6. Where have you came from?
  7. Where have you come from?
  8. Where are you come to?
  9. What country did you come from?
  10. What country did you come?

 

 

このうち偶数番号は文法的にすべて間違いです。

 

 これらの英文法は中学生で習う内容ですが、あなたが、これらを何か正しそうに聞こえるものを、感覚的に探しだそうとしているのであれば、中学の英文法をマスターしているとは言えません。

 

 英文法の中でも、文の構造に関する英語構造文法はとても重要です。

 

例えば一例として、

 

  1. It is impossible for you to do it.(不定詞を使った文章)

 

  1. It is impossible that you do it.(that名詞節を使った文章)

 

  1. Please teach me where I should go.(関係代名詞を使った文章)

 

  1. If I were you, I would never do that.(仮定法を使った文章)「もし、私があなただったら、それは絶対にしないね」

 

  1. It is not red but blue.((not but )「それは赤はではなく、青色だよね」)

 

  1. I’m too tired to go out.((too to )「とっても疲れちゃってて、外出する気になれないよ」)

 

 

これらを見て、いや~、ややこしくてよくわからないなぁ~、と感じたのであれば、ぜひ、中学の英文法参考書で英文法を勉強し直すことをお勧めします。

 

 何事でもそうであるように、英会話をマスターするにも基礎を固めるのが結局は早道です。

 

 

 英語の基礎、英語構造文法は間違いなく中学の文法の参考書だけで固めることができます。

 

 私が、高校生の時に3ヶ月間で3回読むことで、英語の基礎を固めた参考書は、たまたま「自由自在・中学・英語(受験研究社)」でしたが、中学生向けの参考書で、評価が高いものであれば、他のものでもよいでしょう。

 

 ただし、「早わかり」といったものではなく、400ページ位あるもので、練習問題が付いているようなものがよいと思います。練習問題をやることは必須ではありません。

 

 また、高校生向けの英文法の参考書は、受験対策向けに、難易度の高い単語や熟語が出てきて、英語の基礎を学ぶ時に混乱するのでお勧めできません。

 

 また、大人向けに書かれた英語の復習本も、英語構造文法が苦手と感じるかたには、割愛部分が多く、お勧めできません。

 

 0からの知識で学べるのはやはり中学生用の、きちんとした英語学習参考書です。

 

 単語も、この中学の参考書に出てくるものを覚えてしまいましょう。3回は読んでみてください。

 

 

 さて、この英語構造文法力は必須ですが、しかし、これをマスターしたからと言って、すぐに英会話ができるわけではありません。この基礎力の上に、以下の様な力を足していく必要があります。

 

2.「リエゾン聴き取り力」

 

  リエゾン聴き取り力とは、英語が早く話される時に、短縮されたり、、繋がったりするフレーズを聴き取る力をここでは言います。

 

  文章で書かれていれば理解できるのに、話されていると聴き取れないことがありますが、それは、主に、このリエゾンに慣れていないためです。

 

  これはネイティブ特有のことではなく、日本人でも、早く英語を話すようになると自然に、短縮したり、繋げたりするもので、自然な行為です。

 

  例えば、Thank you などは、日本人でも使っているものです。「サンク・ユー」とは言わずに、「サンキュー」と言っています。

 

 やってみればわかると思いますが、「サンク・ユー」を何度も早く言ってみてください。自然に「サンキュー」となるのがわかると思います。

 

 他のリエゾンもこれと同じで、早く言うと短縮されたり、つながったりするだけですので、あまり難しく考える必要はありませんが、慣れないと何をいっているのかわからないと思います。

 

Can't you see?が「キャンチューシー?」

What time?が「ワッタイム?」

Get it.が「ゲレッ」と発音されるのも同じです。

 

 これは慣れの問題で、特に何日も勉強して覚えるたぐいのものではありません。

 

 これに慣れるには、ディクテーションをするのが一つの方法です。ディクテーションとは、英語の音声を聴き取り、それを自分で英文に書き出す作業です。

 

 中学の英文法をマスターしていれば、この聴き取りをし、文字として書き出す時に、英文法で聴き取れない部分を補完することができるので、おそらく、数日の訓練でコツをつかめると思います。

 

 逆に、英文法の理解があやふやなままやっても、身につきませんのでご注意ください。

 

 また、英語には日本語にはない、発音の問題があります。代表的なものとしては「th」や「r」や「l」や「ng」などですが、これは一度だけでよいので、舌の形や音の違いをきちんと勉強することをお勧めします。

 

 ただ、実際に聴き取れるようになるには、自分で発音できるようにならないと聴き取れないことが多いので、実際の会話の中で徐々に修正していくことでよいと考えます。

 

 これらのコツを理解すれば、あとは、ヒアリングの機会を増やし、理解できる単語や熟語を徐々に増やしていけば、基本的な聴き取りはできるようになります。

 

 もちろん、英語が聞き取れると言っても、経済ニュースなどの単語の難しいもの、ジョーク番組のようなスラングが多いもの、訛りのあるトーク、オシャレすぎる映画の会話など、いろいろな英語をすぐに聴き取れるようになる、とは言えません。

 

 どんな英語でも聴き取れる、となるには、多くのヒアリングの経験が必要になります。

 

 ただ、基礎ができていれば、集中して聴いているうちにだんだんと聴き取れるようになると思います。

 

 

 ただし、ここまでできたからと言って、流暢に話せるようになれるかというとそうではありません。

 

 つまり、どれだけ英語を聴き取れるようになっても、決して、自然に話せるようにはなりません。

 

 それは誤解が多いところです。

 

 例えば、多くのフィリピンの人は、ニュースや映画を英語で聴き取れますが、大学を卒業していない人の多くは、英会話はあまり上手には話せません。

 

 話すためには、話す訓練が必要なのです。

 

 聴いているだけで、ある日突然、英語が口から出てくるようになる、というのは嘘です。

 

 「ゴルフをやったことのない人が、ゴルフの上手な人のプレイを見ていると、ある日突然、ゴルフがうまくなる」という広告があったとしたら信じますか?

 

 それは、幼少期に英語圏で何年間も生活している人や、生まれつき特殊なセンス(特殊な運動神経のようなもの)をもっている人、にだけ当てはまるものです。

 

 

3.「よく使うフレーズやパターン力」

 

 これは、

 

Oh, I see..and then?.「なるほどー。それでどうなったの?」

I don’t think so.Because....「そうは思わないなぁー。だってね....」

What is the difference between A and B in function? {AとBは機能において何が違うの?」

I feel relieved to hear that. So...「それを聞いてほっとしたよ。それでね...」

 

 といったようなよく使うフレーズや言い方のパターンを持っていれば、考えなくとも、自然に出てくるようになります。

 

 小さな子供は、意味や英文法を知らなくても、何度も言っているうちに、これらをカタチとして自然に修得してゆきます。

 

 大人の場合も、こういうフレーズやパターンを沢山もっていればスムースに言葉が出るようになります。

 

4.「他の言い方で言えない単語力」

 

 よく「単語を知らないと英語は話せない」と言いますが、それはあまりにも乱暴な表現です。

 

確かに「私」という単語や、「持つ」という単語など基礎的な単語を知らなければ英語もなにもありませんが、中学英語の参考書に出て来る単語を知っていれば、それ以上は、言い回しでなんとか表現できます。

 

 逆に、単語を覚えてから英語を話そうという考えは、無謀なことを言っていることになります。

 

 例えば、「困難な」という単語を辞書で調べると

difficult
hard
complicated
painful
desperate
heavy

ということになります。

これらを全部覚えてから話し始めるつもりですか?ということです。

 

 つまり、外国人の日本語学習者が日本語の「四文字熟語」の多くを、日本語会話の練習の前に覚えようとしているようなものです。

 

 話すためには、まず、この中で自分が知っているものを使って、組み立てて行けばいいのです。そして、会話の中で適切な単語を知り、徐々に修正していけばいいわけです。

 

 大学入試では、抽象語を始めとする、会話ではあまり使う場面のない単語が多くあり、それらは、ニュースを見たり、雑誌や論文を読んだりする時は必要です。

 

 しかし、自分が話す時は、もっと少ない、中学生の英語で言い回しができることが多いものです。

 

 例えば、「注射」という単語を知らないとしましょう。それを伝えたい時は「えーっと病院に行って、薬だけど、飲むのではなくて、先生からされる痛いヤツと、・・・英語でなんて言うのだっけ?」と言って、相手に教えてもらうことができるわけです。

 

 ですので、ここで言う単語の増加というのは、「他の言い回しでは、言いにくい単語を覚えることが必要」だという意味で言っています。

 

 

5.「文頭からの英作文力」

 

  「文頭からの英作文力」とは、言いたいことを英語の文頭から組み立てていく力のことをここでは言います。

 

 人は日本語で話すときも、話す前に、今から話す内容を、頭の中で全文を考えてから、話すことはしていません。

 

なんとなく、話したい内容が思い浮かんだら、話し始めるのが普通です。

 

 それは日本語でも英語でも同じで、話す前に全文を頭の中で完成させてから、話し始めるということは、至難のワザです。

 

 そこで、日本語でも英語でも、思いついたら、まずは、話し始めます。

 

 たとえば、

 

「いや、それは違うと思うんですよね。だってね」

「なるほど~、とするとA案とB案の違いはこういうことですか?つまりA案は・・・・」

 

というように、話し始めてから、言いたいことの文章を完結させていくわけです。

 

 こういう、話しながら、文頭から英文法的に辻褄を合わせていく力が必要になります。

 

 レベルの高い大学の英語の試験に合格し、英文法をキッチリ理解し、入試を乗り切った単語知識があっても、英語をスムースに話せない理由は、この訓練ができていないからだと考えます。

 

 これを鍛える方法としては、英作文の問題をやったり、英文でブログを書いたり、英文でのメールやチャットでやり取りする、ことなどがあります。

 

特に英語でのメールやチャットのやり取りは、相手があるため、自分が言える範囲を超えて答えなければならない状況に追い込まれますので、その時、新たな英文を自分で工夫して考えなければなりません。

 

 そして、早く回答しなければならないことがあるなど、素早く会話をするための有効な訓練になります。

 

 そして、最も効果があるのは、言わずと知れた海外の人と実際に話すことです。

 

 実際に話さないで急に話せるようになるというのは夢でしかありません。

 

 話すことは、スポーツと同じで体が覚えることです。

 

6.「ロジカル・コミュニケーション力」

 

 ここでは、日本語で、他人とスムースに会話することができる力」と定義します。

 

 これは英会話力以前に、日本語で相手と的確に会話でやり取りし、質問に対して適切に説明できるといった会話力そのものを指します。

 

 日本語においても、これらのことがスムースにできない場合は、ロジカル・コミュニケーション力向上の訓練も同時に行う必要があります。

 

 相手と的確に会話ができないということを、本人自身はあまり認識できていない場合も見られます。

 

「なんか、あの人に聞いても、いつもよくわからない返事が返ってくる」というような印象を持たれる場合です。

 

たとえば、相手から、次のようなことを尋ねられて、適切に論理的に答えられるかどうかです。

 

「昨日は朝から寝るまで何をしていましたか?」

「今日のニュースで一番印象に残っているのは何ですか?」

「携帯電話とスマホの違いは何ですか?」

「あなたは神様がいると思いますか?その理由はなんですか?」

 

などです。

 

 英会話スクールでレッスンの最初によく先生から尋ねられることでは、こんな毎回同じ質問はバカバカしいと、思う人もいますが、こういう質問に、相手にわかりやすく、かつ適切に、さらには、楽しく答えられるでしょうか?

 

 これらの質問に日本語でロジカルに適切な順番で、かつ楽しく、返答できる力が十分か。一度、見直してみてください。

 

 特に、社会に出て、ビジネスで英語を使いたいという場合には、ロジカルなコミュニケーション力は必須となります。

 

例えば、外国の企業が、自分のいる会社に、新しいビジネスのアイデアを提案してきた場面を想像してみましょう。

 

相手:「私の新しいビジネスアイデアをやれば、世界で1億人が利用すると思われ、そのうちの10%が月額1000円を払うと想定しています」

 

私:「あなたのいう新しいビジネスアイデアが、あなたの言うようにニーズがあり、利益が上がるという仮説が正しいとしましょう。

そうだとすると、あなたのアイデアが儲かることを知った後発の企業、例えばLINEやGoogleなど、がより低価格で同じサービスを真似して出してきた時に、どのように対抗しようと考えていますか?」

 

といった様なロジカルな問答が繰り広げられることになります。

 

 英語でスムースに会話できるようになるためには、まず、問われていることを推測し、それに母国語(日本語)で、的確な答えを語れるロジカル・コミュニケーション力の訓練も重要です。

 

 もし、このあたりに問題があるという場合は、英会話の勉強と平行して、その訓練をすることも重要です。

 

 もし、どのような文章がよいのかが掴めないのであれば、文章レベルの高い記事やエッセーなどを読んで、文章の感覚をレベルアップする必要があるかも知れません。

 

 あるいは、表現レベルの高いプレゼンテーションや講話を聴き、「それがどのような構成で話されているか」を分析しながら聴くことも効果があるでしょう。

 

 そして、ブログやFacebookへの記事の投稿やメールのやり取りなどを通して、適格で、聞き手にわかりやすく書くこともよい訓練になります。

 

 その時、叙述的な文章ではなく、結論から話をし、その理由を後ろに述べて行くというように、構造的に書いていくようにしてみてください。

 

 例えば、レッスンを受けている先生にメールで叙述的に表現すると以下のようになります。

 

例.(叙述的例))

「昨日の朝から、子供が熱を出してしまいました。今日のオンライン英会話のレッスンは受講できそうにありません、振り替えはできるでしょうか?

 

土日はクラブにいっていますのでレッスンは受講できません。

来週は月曜日と水曜日は塾があります。

 

塾の日は20時から22時の間であればレッスンを受けられます。塾のない日は17時から22時であればいつでも結構です。

 

先生のご都合の良い日をお知らせください。急な連絡で申し訳ありません」

 

 この文章はあまり解りやすいとは言えませんし、ビジネスの世界でこのような言い方や書き方をすると、仕事ができない人とみなされてしまいます。これは相手に、回答の労力を使わせてしまい、また、ミスを誘発しやすい文章です。

 

では、これをより構造的に書いてみましょう。

 

例.(構造的例))

「本日のオンライン英会話レッスンは、お休みいたします。

子供が昨日から熱を出しているためです。急で申し訳ありません。

 

なお、振り替えレッスンを希望するのですが、来週で、先生の都合の良い日をお知らせいただけますか?

以下が受講できる日時です。

 

10日(月曜)20時~22時(20時までは塾があります)

11日(火曜)17時~22時

12日(水曜)20時~22時(~20時までは塾があります)

13日(木曜)17時~22時

14日(金曜)17時~22時

15日(土曜)不可、(クラブ活動があります)

16日(日曜)不可、(クラブ活動があります)」

 

といった具合です。

 

 この文だと、先生はわかりやすいだけでなく、スケジュールの行をコピーペーストするだけで返事ができます。

 

 ロジカル・コミュニケーション力とは、相手の立場に立って、解りやすく、構造的に言い回しを工夫する、ということでもあります。

 

 

 

 ここまで説明してきたことを踏まえて、英会話がスムースにできるようになるには、最後は実際に会話する機会を持つことしかありません。

 

 そのためには外国人の友達を増やしたり、英会話のスクールに通ったりすることになると思います。

 

 「間違っていてもなんとか話を理解してくれる友達」だけではなく、「話した英語のミスや英会話のスキルを上げようとしてくれる」英会話スクールの先生の存在も、英会話上達には重要だと考えます。